アトリエオセロ(仮)

建築技術者になりたい若者や若手建築技術者の為になる記事を書いていきます。

施工管理について

本日のタイトルは施工管理について

です。

 

施工管理とは

現場を施工するうえで

管理者として現場を管理していく作業となります。

 

つまり現場監督という立ち位置になります。

監督というと難しそうなイメージですが

建築を志している大学生、高校生の学生はここに落ち着くイメージが

多い気がします。

 

施工管理という仕事とは

 

工事を管理する人間の事であり

工事の種類は全部で29種類あります。

1.土木一式工事

2.建築一式工事

3.大工工事

4.左官工事

5.とび・土工・コンクリート工事

6.石工事

7.屋根工事

8.電気工事

9.管工事

10.タイル・れんが・ブロック工事

11.鋼構造物工事

12.鉄筋工事

13.舗装工事

14.しゅんせつ工事

15.板金工事

16.ガラス工事

17.塗装工事

18.防水工事

19.内装仕上工事

20.機械器具設置工事

21.熱絶縁工事

22.電気通信工事

23.造園工事

24.さく井工事

25.建具工事

26.水道施設工事

27.消防施設工事

28.清掃施設工事

29.解体工事

 

上記29種類工事があり、各自が各種工事を管理する

施工管理者が居ることになります。

 

また上記の管理を統括して管理する人が

元請けのゼネコンや工務店となり

その現場を統括しているのが現場所長となるわけです。

 

また建物の種別により発生してこない工種も出てきたりするので

すべての建物が29種類すべての工事をするわけではありません。

 

詳細は以降のブログ記事で記載していきたいと思います。

 

記事を読んでいただいた方はありがとうございます。

建築設計の企業について(店舗設計部)

お疲れ様です。

 

バンドウです。

 

本日は店舗設計について

語りたいと思います。

 

設計事務所の種類は3種類じゃなかったっけ?

と言っていたと思います。

 

そうです・・・。

忘れていました。

 

店舗設計の設計事務所があるんです。

結構知られていない。

 

隙間産業の設計部門かと思いますが・・・。

 

色々なチェーン店のお店

 

ニトリなどのお店の設計をする設計事務所

存在するのです。

 

そもそもニトリの場合は会社の中に設計部門があり

ニトリのお店を設計するのですが

 

教えてもらわないと意外と知らないものです。

 

給料は据え置き価格ですが、それでも上は1千万は

届くかもしれないぐらいの給料はいただけるそうです。

 

こちらも店舗やチェーン店の設計に携わっている方が

居れば詳細を色々と教えてほしいものです。

 

個人的にはひたすらニトリの設計をするのは

マンネリになりそうな気はしますが、やはり

時代のニーズに合わせて色々と店舗設計の

流行り廃りに敏感にならなければいけないのでしょうか。

 

↓参考までにニトリの設計ページ

nitori.snar.jp

建築設計の企業について(ゼネコン設計部)

お疲れ様です。

バンドウです。

 

本日は建築設計(ゼネコン設計部)

について語りたいと思います。

 

開幕から脱線しますが

ゼネコンとは何ぞや?

ですよね。

 

ゼネコンとはゼネラルコントラクターの略で・・・

と正式名称を聞いても

 

あー。あれね!とはならないですよね。

ゼネコンとは実は日本独特の建設起業体系です。

 

本来建物を建てたいと思うと、

設計事務所に行き建てたい建物の設計図を作成

②描いてもらった図面をもって工務店に行き見積を取る。

工務店が決まったら、設計事務所の先生に工事の監理を頼む。

工務店設計事務所が現場を管理しながら建物を建てる

⑤完成。

 

という流れになります。が・・・

ゼネコンというところはこれらをすべて引き受けてくれる

便利な建設会社なのです!

 

つまり、この面倒な作業はゼネコンに行けばすべて

引き受けてくれます。

 

さらに良いのは設計事務所に行くと設計料など諸々の

お金が取られ、工務店の工事費が乗り

結構高額な建物になることもしばしばあります。

 

ただ、ゼネコンに依頼するとこれらをすべて一括で

してくれるので、安くなるケースもあったりします。

 

さて、本題に戻します。

そのゼネコンの建築設計はどうなのか?

ですが・・・。

 

こぞって言われているのは微妙。ということ

 

なんで微妙なのかというと、設計力が低いから

魅力のある建物が出来ない。とか

面白味の無い設計をしている。とか

結構さんざんな事をアトリエ系の設計事務所の人が

言っているのを聞いたりしたことはあります。

 

個人的にはスーパーゼネコン

竹中工務店清水建設は設計力があり個性的な設計をするゼネコンだなぁ。

と思ってますけど・・・。

 

給料はというと、やはりゼネコン。なので

それ相応の給料をいただけているそうです。

 

聞いた話を纏めると、

 

企業系設計事務所≧ゼネコン設計部>>>アトリエ設計事務所

 

というような話だそうで

 

日建設計の設計部長クラスは1500万円

鹿島建設の設計部長クラスは1200万円

とか聞いたことがありますが、実態はわからないので

年収を教えてくれる方がいれば教えて頂きたいです。

 

ではゼネコンのメリット・デメリットを纏めます。

 

メリット

①企業として大きいので安定している。

②給料が個人設計より良い。

 

デメリット

①設計力が設計事務所に比べると見劣りする。

②テンプレートな設計が多い。

 

 

ちょっとパンチの少ない纏めですが

機会や知識のアップデートがあれば

更新したいと思います。

 

以上を考えてどこの設計事務所を選ぶのか

考えるといいと思います。

建築設計の企業について(企業系事務所)

一般の人にもわかりやすく

建築系の仕事をお伝えします。

どうも、バンドウです。

 

 

前回のブログでも記載しましたが

設計事務所には3種類あります。

 

①アトリエ系

②企業系

③ゼネコン設計部

 

本日は企業系設計事務所

内容を自分を通して経験・体験した内容や

企業系の設計事務所に所属している方の

お話をまとめた内容を記載していきたいと思います。

 

まず、設計の仕事の話をかいつまんで説明します。

 

大きく3種類

①意匠設計(デザインや機能を設計)

②構造設計(建物の構造(物理的な検討)を設計)

③設備設計(建物の設備(空調や衛生機器)を設計)

この3種類があります。

なので、大体の設計事務所の部署には

意匠部門・構造部門・設備部門

があります。

 

設計も計画設計から実施設計(部分的な詳細設計)まで様々。

大手設計事務所ではほぼ設計手法として

ある程度テンプレートのようにこう決める。

このようなデザインで統一するという

テンプレート(仕様書)が定められており

大部分がこのテンプレートとこのテンプレートを

使用してこういう建物にしよう。という設計が多い。

 

そうすることによって設計の時間のロスも少ない反面

自分のこだわった設計をするのは難しく、その辺の

柔軟性は個人設計事務所やアトリエ事務所に負けて

しまうのかもしれない。

 

しかしながら設計の要領は良く、企業設計事務所は設計料も

大きいので、給料が良くなる傾向がある。

 

また、多くの人が志願するので高学歴の人が多く集まって

来ているので競争率もなかなか高い。

 

細かい事を一つ一つ設計したい人には向かないかもしれないが

大手設計事務所で有名になり、高額な給料が欲しい人は

大手設計事務所を選ぶのも手ではあるだろう。

建築設計の企業について(アトリエ事務所)

お疲れ様です。

バンドウです。

 

本日は設計業務について語りたいと思います。

 

前回の記事でも言いましたが、建築設計は

たくさんの建築学生が目指しているものだと思いますし、自分も

建築の道を目指すとき、設計業務がやりたいと思いました。

しかし、学校(工業高校・工業大学)に入り実際にやってみると

思いのほか大変なことに気が付くものです。

 

そして社会人になり、たくさんの業種・設計事務所さんと触れ合うことで

設計業務もたくさんの業態があることに気づきます。

 

大きく分けて設計事務所は3つあると考えています。

 

①アトリエ系設計事務所

有名建築家や地方で有名な

建築士など

 

②企業系設計事務所

・(株)日建設計

・(株)日本設計

・(株)久米設計

・(株)三菱地所設計

・(株)NTTファシリティーズ

等企業系大手設計事務所

 

③ゼネコン設計部(課)

 

 

今回はアトリエ系の設計事務所について

自分が感じた長所・短所。それから勤めていた人とお付き合いをしていった上で

教えてもらった長所・短所を語っていきます。(特に短所)

アトリエ系設計事務所の長所

1.比較的入社しやすい

・あまり学歴にとらわれず、建築に対する熱意や工夫がある人間を

 見てくれるので、比較的入社しやすい。工業高校を卒業してすぐに

 入社している人も多々見かけます。

2.設計が個性的

・個性的溢れる建築作品が多く、独創的な建物の設計に携われる。

3.意見が通りやすい

・比較的少数精鋭での設計となるので、自分の意見を取り入れてもらえる。

 (設計事務所の所長の性格によると思いますが・・・)

アトリエ系設計事務所の短所

1.給料が安い!

何度か面接に行った際、どこの設計事務所でも言われますが

「うちは給料が安いよ?それでも良い?」と言われます。

こちらとしても、「え?そうなんですか?」と聞き返したら

『あ、こいつやる気ねーなぁ』なんて思われるのも嫌なので

若いとついつい「はい!招致の上です!」なんて言ってしまうものですが

本当に安く、だいたい入って新卒の時なんていうのは

月給10万未満で残業代無し。福利厚生(年金や保険)は自分で行う。

最低限の失業保険だけやってくれる程度です。

僕が面接に行ったところは、月給87,000円で失業保険だけ。

福利厚生や確定申告は自分でやってください。との事でした。

一級建築士を取得したら給料は資格手当として68,000円プラス。

合計15万円になるというもの。

新卒の年収は104万程度で1級建築士の年収でも200万弱との事。

面接に行った所長曰くは、自分のところで3年程修業した後は

1級建築士を取得して独立するよ。^^なんて言われます(言われました)。

2.残業代は勿論出ない。

上記でも書きましたが、アトリエ系の事務所は残業代は出ません。

(出るところのアトリエ系事務所さんはすいません・・・。)

理屈としては、やる気があるからみんな頑張ってる。

やる気がないなら定時で帰ってくれて構わないよ。

まぁ、うちは定時が何時から何時とか定めて無いけどね。

と言われるそうです。(言われました。)

3.無責任なクビ

所長と性格が上手く合わないと突如としてクビを宣告されたりします。

また、経営上や本人の年齢的なものより給料を上げられないときなど

こそっと話を振られ、「辞めて欲しい」と打診されることもあります。

もちろん労働基準法があるので、違法なものも重々有りますが

それでもそういう態度をとってくる人が居るのも事実です。

 

また、小さな現場が多く、大型現場に携わりたい人はアトリエ系の事務所は

向いていないと思います。

ただ単純に、小さいからダメ。大きいから良いとはならないので

自分の性格に合った決め方をしたらいいと思います。

 

 

建設業について

お疲れ様です。

バンドウです。

 

本日は建設業というざっくりとしたものについて

お話させていただければ…と思います。

 

建設業といえばまず出てくるのが

建築と土木

かと思います。

自分は土木についてはほとんど知識がないので

建築についてお話出来ればと思います。

 

まず建築業はどのような仕事があるのか。

学生のうちでは建築業と聞いてどのような仕事が

あるのかピンとこない方も多いのでは・・・。

 

①設計

やはり設計は建築を志すものが最初に目指すもの

ではないでしょうか。個人によって得手不得手がはっきりする

職種ではないでしょうか?

 

②監理

建築物が正しく情報通り、図面通りに建てられているか確認する

立ち位置で、設計者と施工者の中間に立つ位置にいる存在です。

通称サラカンといわれる業務で、設計者が兼務することも多々

あったりします。

 

③施工

もらい受けた設計図を建てていく業務で、俗にいう施工管理者。

工事の段取りを組み、工事の計画を立てていく立場です。

責任の大きい職種であるので、ストレスの大きい仕事です。

向き不向きが顕著に出る仕事だと思います。

通称タケカンという業務で、サラカンと違い直接工事に携わる

管理者となります。

 

④確認申請

建築物をその場所に建てても良いか確認する職種。

場所によっては建てられる施設。建てられない施設。

建ててもいい高さ。建ててはいけない高さ。など

細かく定められているため、建物として法律に違反していないか。

確認することであり、それを確認する機関があります。。

市役所の建築課等でそういう行為を行ったりします。

 

建築は大まかに4種類の仕事があり、どういう職業が

自分に適しているか考える必要があるかと思います。

またこの4種類の仕事を細かくお伝えできればと

思います。

ブログを開設いたしました。これからよろしくお願いいたします。

皆さん。初めまして・・・

建築の仕事に携わっております。バンドウです。

ブログを開設させていただきました。

 

このブログのテーマとしまして

建築業への進路で悩んでいる若者、学生。

建築業に足を踏み込んだ建築業の若手社員の

方に為になる、勇気づける事が出来るような

ブログを書いていければ・・・と思っております。

 

あまり文章を書くのは得意な方ではなく

文章構成がへたくそな私ですが、よろしくお願いいたします。

 

バンドウ。